「特殊団粒土」とは、土の粒子がくっつき合って小さな団粒を創り、内部は微細な毛管孔隙を持った空隙土壌構造です。
土の粒子をビー玉に例えると、ばらばらの状態が単粒構造であり、ビー玉を小分けして袋に包んだ状態が「団粒土構造」のイメージです。
・土壌が劣悪な環境においても、30%程度の「特殊団粒土」を加えることで、効率的に土壌を改良できます。
・「特殊団粒化」することで、基土との混合に寄る方法で簡単に改良できることから、災害地域含めて農地改良も可能となります。
・表土から10センチ程度に養分と酵素溶存をつくることで、微生物が繁殖して最適な土壌環境となります。
これにより植物が必要な養分を吸収して、微細な空隙で微生物が繁殖します。
・堅牢な粘土地でも改良可能となります。
団粒土は黒色であることから、太陽熱の吸収が高くなることで地熱が上がります。
また、弱アルカリ性に調整できることで、植物の成長を助け、大変良い土壌環境となります。
・栽培ハウスのトマト糖度が向上して収穫量も多く見込めます。
・湿潤な地域として泥炭地があり、軟弱で重機を持ち込めない地域でありましたが、普通トラクターにより表土耕起することで、堅牢で良質な土壌地盤に改良することで、農業用地の拡大も可能となります。
・保肥性が高まることにより微生物の繁殖が盛んとなり、従前の化学肥料を減らすことで施肥のコスト削減効果が期待できます。
・点滴液肥散布により、栄養・水分の調整も可能となります。
・通年栽培することで収穫量がアップします。
冬期間の熱エネルギーおよび牧場の良質堆肥(たいひ)を再利用することで、循環農業のハウス栽培への普及に貢献できます。
等々・・・このように、「特殊団粒土」はまさに、無限の可能性を秘めている宝の山なのです!
このまま世の中に出ずに眠っているのが、非常にもったいなく感じております。